臼田宇宙空間観測所へ行ってみた

3億キロ離れた「はやぶさ」とは、通信するだけで30分かかります。
もちろん、ありふれた通信設備では通信できるわけもなく、巨大なアンテナが必要になります。
その通信に使うアンテナが長野県にあるわけなのですが・・・いい機会なので行ってきました。


場所は、相当な山の中です。
これで本当に合っているんだろうか、と不安になるような山道を進んでいくと、いきなり巨大なパラボラアンテナが顔を出します。
でかっ!!



MINIとの対比



後ろから見たアンテナ


いやー、もう、でかいとしか言いようがありません。
なんせ、直径64mのパラボラアンテナですから。
こんなものが、こんなところにあるんだなぁ、と素直に感心してしまいました。


家に帰ってから分かったのですが、私が臼田に滞在していたまさにそのときに、「はやぶさ」と通信していたようです。
実際は何もしていないのに、「はやぶさ」に少しでもかかわることが出来た気がしてグッときましたよ。


巨大アンテナに圧倒されますが、その他見学者向けの設備としては、ちょっとした展示室がある程度です。
そのせいか、見学者も日に数人程度のようですね。
ここしばらくは「はやぶさ」のニュースが頻繁に流れているので、結構混んでいるかと思ったのですが、そんなことはありませんでした(苦笑)


でも、また行きたい場所です。
さすがに今日は寒かったので、夏なんかに行ったら、楽しそうですね。
・・・・といっても、パラボラ以外見るとこありませんが。
こんな場所にこんなものが、という意外性と、アンテナの圧倒的な大きさだけでも十分楽しめますよ。