中国ケータイ事情

中国でもケータイは大流行です。
私が行った会社は、台湾系の企業ということもあり、台湾人と主に行動を共にしていました。
ほぼ同年代の人だったのですが、向こうの人は、暇な時間は大抵ケータイをいじっていましたね。


向こうのケータイは日本とは違った進化を遂げています。
たとえば、組み込み用Windows搭載、1Gのストレージ搭載でMP3再生機能付、というPDAにケータイ機能がついたような端末が普通に売られています。
ただし、値段は6万円だそうですが(笑)


端末のSIMカード(FOMAカードのようなもの)を入れ替えることにより、いろいろな国で使えるようになります。
たとえば、中国でも台湾でも同じ端末が使えます。


ちなみに、中国の単純労働者の一般的な収入からすると、ケータイを買ったり維持するのはかなり大変です。
それこそ、端末を買うだけで給料数か月分が飛びます。
ここで書いたのは、ある程度所得が高い人たちのことになりますね。
そんな状況でも、若い労働者はがんばってお金を溜めて、ケータイを買う人もいるようです。
その場合、通話料が高くて払えないため、無料のメール機能だけを使うようにするんだそうです。