信じちゃいけない、裏切られるから

ソフトバンク同士の通話が無料となる「ゴールドプラン」

ソフトバンクモバイルの新料金プラン「ゴールドプラン」は、ソフトバンク携帯電話同士の通話が基本無料、SMSの通信料が無料となる料金プラン。なお、同時に発表された「新スーパーボーナス」への加入が必須となるが、「新スーパーボーナス」の詳細は明かにされず、26日に店頭で発表されるという。


基本利用料は月額9,600円で、無料通信分は含まれない。ソフトバンク携帯電話同士の通話は基本無料で、21時〜0時59分の通話ピークタイムについては、1カ月の累計通話時間が最大200分を超えると、30秒毎に21円かかる。


なお、同時に発表されたキャンペーン「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」では、期間中にゴールドプランへ加入した場合、加入初年度より月額基本利用料が70%割引となる。つまり、月額9,600円の基本使用料は、継続割引や家族割引の11年目以降の割引率と同じ月額2,880円となる。期間は2006年10月26日〜2007年1月15日。


引用が長くなって恐縮ですが、ここはしっかりと引用しないと。


ソフトバンクが通話定額プランを出してきました。
ウィルコム定額プランを下回る料金体系で、Willcom使いとしては、かなり危機感を覚える発表です。
値下げ競争はしない、と言っていたソフトバンクですが、ナンバーポータビリティ直前で隠しだまを持ってきましたね。


という感じで、比較的好意的に書こうと思っていたのですが、やっぱりソフトバンク、裏がいろいろありました。
たとえば、こちらの記事では、数ヵ月後から月額基本料金が最低5000円必要とか書かれてます。


【続報】ソフトバンク,音声定額プランの利用条件や詳細を公表 | 日経 xTECH(クロステック)

ゴールドプランでの実際の負担額は,契約当初の数ヶ月は月額2880円で利用できるが,その後は月額が5000円前後となることが,同社広報への取材により明らかになった。契約から5カ月目以降は,ブラウザフォン・サービスの「Yahoo!ケータイ」などを利用しない場合で4905円,利用する場合は5220円が実際に支払う最小の月額料金となる。

要するに、通話定額プランにするには、他の付帯サービスに加入しないとダメという話ですね。


やっぱりソフトバンク、やることが胡散臭い。


インパクトはあります。
2,880円で、PHSではなく、ケータイが通話定額だったら、Willcom信者の自分でも流れちゃいそうです。
これが、DoCoMoauだったら、すぐにでも契約したかもしれません。
しかし、ソフトバンクです。
ソフトバンクが発表する美味い話には、絶対に裏があります。
Yahoo!BBの時に経験済みですから、どうしても一歩引いた目で見てしまう、というのもありますが。
で、今回も、よくよく調べてみると、一筋縄では行かなそうな雰囲気です。


これは、下手に契約すると痛い目を見るパターンですよ。
そもそも、ナンバーポータビリティが目前に迫っている中、こんな発表をして、販売店がきちんと把握できるとは思えませんね。
今回の料金プランはかなり複雑なようで、そこにさらに新スーパーボーナスが追加されるみたいですから、販売店の現場では相当な混乱が起こるでしょう。
それを、さも安くなったように発表するのですから、Yahoo!BB開始当初の混乱の再来をわざわざやっている、としか思えません。
売店の混乱は、そのまま顧客の混乱に繋がりますから、これから先、どうなることやら。


別に、大人にならなくてもいいですが、最低限のことはきちんとやりましょうよ、ソフトバンク


とはいえ、値段につられて契約しちゃう人が多いんだろうなぁ。
あとで後悔してもしりませんよー。