休刊は突然に

雑誌の休刊というものは、突然に訪れたりします。
休刊までに余裕がある場合は、休刊前の号で予告がされたり、連載作品が一気に最終回になったりします。
が、余裕がないときは、普通に刊行していて、ある号からいきなり書店に並ばなくなります。
今は、ネットで調べれば休刊したか分かりますが、今ほどネットが普及していないときは、何故発売されないのか不思議に思ったものです。


さて、サイエンスウェブという雑誌があります。
Newtonに代表されるサイエンス雑誌のひとつですが、「はやぶさ」関連記事が比較的多く載っていたため、ちょくちょく買ったりしていました。
その最新号が出ていません。
初めは遅れているだけか、と思っていたのですが、発売日を過ぎて一週間も経つのに、一向に発売される様子がありません。
これは、休刊してしまったか、と思ってWebを見てみたところ…
編集長が病気療養中のため、最新号はお休み、とのことでした。
そんなのありか、と思ったのですが、今はその記述を信じるしかありません。
このまま休刊にならず、来月号が無事に発売されることを祈るのみです。


しかし、編集長が病気で発刊されないというのは、見たことがありません。
たしかに、編集長自ら書いている記事や、編集長がインタビューしている記事が多かったのは事実で、これは個人誌に近いなぁ、と思うこともありましたけど。
今後は、誰かが倒れても、無事に発刊できる体制作りを望みますね。