ちょっと気になる実力

[es]からアドエスになってかなり快適になりました。
実際、どのくらいの性能を持っているのか、わかりやすいところでモバイルパソコン(VAIO)と比較してみましょう。


まず、アドエススペック
CPU:PXA270 / 520MHz
メモリ:ROM256MB/RAM128MB
画面:800x480


同じようなスペックのPCを探してみると…
PCG-Z505NR(2001年1月発売)という機種が見つかりました。
CPU:モバイルPentiumⅢ / 500MHz
メモリ:128M
HDD:12G
画面:XGA(1024x768)
OS:Win98SE


CPUは、種類が違うので単純比較はできませんが、クロックはほぼ同じ。
メモリはRAMの容量がまったく同じ。
ストレージは、HDDのほうが有利なのは仕方ないですが、アドエスだってmicroSDを追加することにより、数Gの容量を持つことが可能です。*1
画面は、物理的に大きいほうが有利なのは仕方ありませんね。


というわけで、CPUとメモリだけで見た場合、アドエスは6年前の最新モバイルPCと同じくらいの性能を持っている、と考えられます。
6年前と思って馬鹿にしてはいけません。
世の中には、もっと古いPCが現役でごろごろしてますよ。


PCG-Z505NRはWin98SEですが、性能的にはWindows2000が問題なく動きます。
マイクロソフトの中の人がちょっと茶目っ気出して、アドエス用にWin2000をビルドしたら、けっこう快適に動くんじゃないでしょうか。


そんな性能を持ったマシンが手のあれだけ小さなサイズに収まってるわけで…技術の進歩ってすごいですねぇ。

*1:自分のは2GのmicroSDが刺さってます